If〜桜龍の彼等〜【完】
「ねぇねぇどこいくの?

俺達と遊ばない?」


そんな声が近くから聞こえたけど、今はそんな気分じゃない−−


というより、タクト達と出会ってから、そういうのは止めたから無視する事にした−−


「無視しないでよ、ルナ」


「え?」


名前を呼ばれた事で思わず振り向く−−


「久しぶり」


そこには笑顔のミチヤが立っていた…−−


「1人?」


「うん…まぁ…」


「じゃあ俺達と一緒に来てよ。

ていうか、嫌でも連れてく」


そういうとミチヤは戸惑う私を車に乗せ何処かへ向かいはじめた−−



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