If〜桜龍の彼等〜【完】
「お前にルナは勿体ねぇよ。

しばらくうちにいる事になったから、一応伝えとく」


「ミチヤ、どういう事だよ!?

何でお前が…」


「桜龍には戻りたくない、ルナがそう言ったんだ」


「嘘だろ…」


「嘘かどうか…

お前ならわかるだろ?

何か心当たりがあるんじゃないか?」


「ミチヤ…

ルナは元気なのか…?」


「お前は何も心配する必要はない。

ルナを連れ戻したかったら、キッチリさせてから頭下げに来い」


そう言ってミチヤは電話を切った−−


まさかミチヤ達と一緒にいるなんて…−−



< 242 / 824 >

この作品をシェア

pagetop