If〜桜龍の彼等〜【完】
翌朝−−−


「ルナちゃん、おはよう」


「おはようございます」


スズさんは既に起きていてキッチンにいた


「よく眠れた?」


「はい」


「ならよかった。

あ、今日はどうするの?

何か予定あるの?」


「私、頑張ってみようと思ってるんです。

そのために行ってきます」


「そう」


スズさんは何も聞かず、ただ微笑んでくれた


スズさんみたいに強くなりたい


自分の気持ちに正直に生きたい


私は今日…


アナタに会いに行く−−−



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