If〜桜龍の彼等〜【完】
タクトSide


ルナが桜龍を出て1週間が経ったある日


携帯に着信があり開くとそこには「ルナ」の文字が−−


「ルナか?!」


俺は慌てて電話に出た


「タクト…?」


久しぶりに聞くルナの声


だけどいつもの明るい声ではなかった…


何かあったのか…?


とてつもなく不安がよぎる…


「どうかしたのか?」


するとルナから聞こえたのは信じられない言葉だった−−



「タクト…ライトの事知ってたんだね」



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