If〜桜龍の彼等〜【完】
「ここにいる時はそんなそぶりなかったのに…。

とりあえずルナを探そう。

こっちも全力で探すから、何かわかったら連絡する」


「わかった、頼む」


ミチヤと電話を切り、俺はマサタカに連絡を取り全員にルナを探すように伝えた


とにかく今は時間がない−−


このままルナがいなくなったりでもしたら…


ちゃんと会って話しをしたい


こんな形になる前に、俺が話していればこんな事にはならなかったのに…


ルナ…


頼むから…


どこにもいかないでくれ…


俺はもしもの事を考え駅に向かった−−



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