If〜桜龍の彼等〜【完】
結局、何の手掛かりもないまま日付が変わった…


沈んでいく俺の気持ちとは反対に眩しい朝日が昇っていく


「ちょっと出かけて来る」


「何処行くんだ?」


俺の言葉にミズキが聞いてきた


「ライトのとこ…」


「え?」


「ライトと話しがしてぇんだ…」


「タクト…」


「これからどうするべきか…。

ライトに話しをしたら答えが見つかりそうな気がするんだよ」


「そっか、いってらっしゃい。

何かわかったら連絡するから」


「さんきゅ」


俺はバイクを走らせライトの眠る場所に向かった−−



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