If〜桜龍の彼等〜【完】
「ルナ…」


「どうしてここに…」


「ライトと話がしたくて…。

だけど来て本当によかった。

ルナと会えて…本当よかった。

ライトが引き合わせてくれたのかもな…」


「………。」


「ルナに会えたら話そうと思ってた事があるんだ」


「えっ…」


話って…それはきっと…


ライトの事なんだよね…?


「ルナにちゃんと聞いてほしいんだ。

俺達とライトの事…」


「うん…」


私の知らないライトの姿


ちゃんと聞かなきゃいけないよね


本当は凄く怖いけど…


今ここで、ライトも一緒にいるここで、聞かなきゃいけない気がするから−−



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