If〜桜龍の彼等〜【完】
「ん〜…」


女の子の声でライトも目を覚ました−−


「え…ルナっ?!」


私をまっすぐ見て驚いているライト


「ライト、知ってる人なの?」


女の子がライトに聞いていた


「ミク…?何で…」


女の子はミクって名前なんだ


しかも呼び捨てだし…


仲いいんだね…


「何でって…一緒に帰ってきたじゃん。

私が部屋まで連れて来たんだよ?

覚えてないの…?」


「何も…」


「まぁ無理もないか…凄い熱だったし。

大丈夫?」

そう言いながらライトのおでこを触るミクちゃん−−



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