If〜桜龍の彼等〜【完】
涙で視界がぼやける私にライトの声が聞こえた−−


「ライトっ?!」


「ル………ナ……」


「うぅ…ライトっ…」


「ご…めん…な…」


「何で謝るのっ?!」


「いっ…しょ…に…


い…て…や…れ…ない…」


「何言ってるの?!

そんなの嫌だよ…


ライトがいないなんて嫌だよ…


ライトがいなきゃ生きていけないっ!」




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