If〜桜龍の彼等〜【完】
「そうだよ、ルナちゃん。

ルナちゃんを責める人なんて誰もいない」


「ミズキ…」


「ライトだって…喜んでるはずだよ。

ルナちゃんが生きてる事。

今でもライトを想ってる事。

前に進み始めた事。

ライトは…

いつだってルナちゃんの味方だから。

ルナちゃんが幸せならライトも幸せなんだよ」


「ぅっ…あり…がと…」


みんな優し過ぎて


幸せ過ぎて


この時、私は忘れていた…


ミナミさんの存在を−−−



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