If〜桜龍の彼等〜【完】
しばらくすると「ルナ」という聞き慣れた声がした−−


「ミチヤ…

リョウキとタツキも…」


「おかえり」


「ごめんね…」


「いいんだ。

ルナが戻って来てくれたなら…

それでいい」


「ミチヤ…ありがとう。

みんなも…ありがとう…

いっぱい助けてくれて…

いっぱい支えてくれて…

本当にありがとう…」


「俺達は仲間なんだから当たり前だ」


リョウキが笑ってそう言ってくれた−−



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