If〜桜龍の彼等〜【完】
「ミナミさん…」


「あんたっ…」


タクトの背中から姿を表した私を見て怒りをあらわにするミナミさん−−


そして私からミナミさんに声をかけた事に驚くタクト達


「ミナミさん…

私…タクトの事が好きなの…」


「は?どの面下げて言ってるわけ?」


ミナミさんに近付こうとした私の手を握るタクト


「タクト、大丈夫だから」


そう言って私はミナミさんに近付いた


ミナミさんはただタクトが好きなだけだから


ちゃんと話がしたい…−−



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