If〜桜龍の彼等〜【完】
ミナミさんの手が私の方へ伸びてくる


目をギュッと閉じた時


「やめてっ!!」


後ろから女の子の声がした


ゆっくり目を開けるとミナミさんは私ではなくその後ろにいるであろう声を主を見ていた


「ミナミ、もう止めよう」


私も声のする方に振り返ると




「え………





どうして………






………。」





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