If〜桜龍の彼等〜【完】
委員会のある教室近くの階段に差し掛かった時、知らない男の子達に道を塞がれた

「あの、通れないんですけど」

「あんたさ、櫻井ルナでしょ?

いつもべったりの総長さんは?いないの?

さすがの総長も学校の中は安全だとか思ってんだね」

「誰なの…?」

「ん〜秘密。

とりあえずさ、一緒に来てよ」

そう言ってジリジリと近づいて来る男の子達

「来ないでっ!!!!」

「無理やりは性に合わないんだけど…仕方ないね」

腕を捕まれ引っ張られる

「嫌っ!離して!!」

捕まれた所がどんどん痛くなっていく

タクト…助けて…


「先輩!!!!」


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