If〜桜龍の彼等〜【完】
「委員会の教室に行ったらルナがいなくて…

そしたら誰かと何処かに向かうのを見たって聞いて…

ルナに何かあったらって思ったら心臓が潰れちまいそうで…

保健室で2人でいる所を見たら頭に血が上って自分を押さえられなかった…。

本当にすまなかった…。

本来ならお礼を言うべきなのに…勘違いして…すまない。

ルナを助けてくれてありがとな」

タクトはもう1度近藤くんに頭を下げた−−−


「そんなっ…やめてくださいよ!」

近藤くんの言葉にゆっくりと顔を上げたタクトはもう1度「本当に悪かった」と言った

こんなにも心配させて…ごめん…

私が早くに連絡していればこんな事にはならなかったのに…


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