If〜桜龍の彼等〜【完】
「あの、僕、委員会に行きますね」

「え?あぁ、ありがとね」

「本当色々悪かったな」

「いえ、では失礼します」


近藤くんが保健室から出て行き2人きりになった−−

「腕、大丈夫か?」

「うん、たいした事ないよ」

ギュッ−−−

いきなり抱きしめられ戸惑ってしまう

「タクト?!どうしたの?」


すると低く小さな声が耳を掠めた



「守ってやれなくてごめん…」



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