If〜桜龍の彼等〜【完】
「委員会…行くか」

「うんっ、早く行かなきゃ怒られちゃう」

「そうだな」

私はタクトの手をギュッと繋ぎ歩き出した

「たまにはいいでしょ?」

ニコッと微笑みながら言うと「そうだな」とタクトも笑ってくれた−−


「すみません、遅れました」

「遅刻ですよ。早く席について下さい」

「はーい」

そして各クラス何をするのかを発表する事になった

模擬店をやるクラス
お化け屋敷などの出し物をするクラス
演劇など舞台を使って出し物をするクラス

何だか凄く楽しそうな文化祭になりそう

各クラスの発表を聞きながら私は胸を踊らせていた



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