If〜桜龍の彼等〜【完】
タクトSide

「えーーっ!?

ルナちゃんが襲われた?!」

俺は今マサタカと倉庫内にあるあまり使われていない部屋に2人きりでいる

「声がでけぇよ」

「いや、だって…お前…

一体何があったんだよ?」

「提出しないといけねぇプリントがあって、ルナが先に委員会に向かったんだよ。

そしたら知らねぇ奴らに連れていかれそうになったって…」

「まさか学校でなんて…」

「あぁ…気をつけているつもりだったけど、今回は完全な俺の不注意だ」

「でも無事だったんだろ?」

「あぁ、後輩が助けてくれたからな」

「後輩?桜龍のか?」

「いや、委員会の後輩」

するとマサタカは何か考え込んだ


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