If〜桜龍の彼等〜【完】
「男子の分も出来たの?」

「一応ね〜」

「見ちゃだめ?」

「ダメっ!男女のやつは当日お披露目する予定なの。

その方が楽しいでしょ」

「そっか、仕方ないね…」

「男子の方もいい感じだと思うから楽しみにしててよ」

「うん、わかった」

「じゃあ教室に戻ろっか」

衣装を脱ぎ制服に着替えた私は教室に戻り作業の続きをする

看板作りやらチラシ作りやら結構大変


そんな中…

「あ、タクトくん、これお願いしていい?」

出来た看板の1部を持ち上げようとするナツ

「おう」

「ごめんね〜」

「いや、別に」


「あ、佐和ちゃん!チラシにさ衣装の事書けないんだけど〜」

チラシを作っているミズキがナツに話しかけている

「あ〜ちょっと待って。すぐ行く」


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