If〜桜龍の彼等〜【完】
そして文化祭が3日後に迫ったある日

「ねぇ、文化祭の日4人で回らない?」

それはナツから突然告げられた

「えっ…」

4人で…?

「せっかく仲良くなれたし、みんなで回れたらなぁって思って。
ダメかな?」

私はすぐに答えられなかった

だって…

タクトと2人で回れたらなって思ってたから…

だけど私の気持ちを知ってか知らずか残酷な言葉が降ってきた

「おぅ、そうしようぜ」

「タクト?」

「ルナもその方がいいだろ?」

「え、あ…ぅん…」

「やったぁ。楽しみだね」

凄く嬉しそうなナツとは反対に私の心は苦しくなっていく


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