If〜桜龍の彼等〜【完】
しばらくするとタクトとナツが戻ってきた

「ルナ〜、ただいまっ!」

「おかえり…」

ナツみたいに明るく笑えない…

「ちゃんと買ってきたよ」

「うん…ありがと」

「あ、そうだ。後でさ時間ある?」

「え…」

「2人だけで話がしたいんだけど」

「あ…えっと…ごめん…。

今日は…ちょっと…」

「そっか。じゃあまた今度聞いてね」

そういうとナツはクラスメートの所に行ってしまった

この時ちゃんと話を聞いてたら何か変わってた…?

だけど…

この時の私は、ナツと2人で話す勇気がなかった…

タクトを好きだと言われたら…

私は…

きっと…

普通じゃいられない………


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