If〜桜龍の彼等〜【完】
そして迎えた文化祭当日

午前中はクラスの係があり、午後からが自由時間

だから登校してきた私はホール係をする女の子とナツと一緒に空き教室で着替える事にした

「すごーい!」
「本当に佐和さんが作ったの?」
「早くみんなに見せたいね」

衣装を見たクラスメートは目を輝かせていた

形はメイドみたいだけど、白のフリルたっぷりのブラウスに赤のチェックスカートが女の子らしくて可愛いデザインだった

「早く他の子達にも見せたいね〜」

着替えたクラスメートが話すのを聞きながら私も思ってた


早くタクトに見せたい!


どんな反応をするのか楽しみだった

可愛いって言ってくれるといいな…

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