If〜桜龍の彼等〜【完】
「ナンパ目的なら出てけ」

「お前…桜龍の…」

「だったら何だよ」

「そうか。こいつが桜龍の女か」

「あ?ちげぇよ」

「自分の女じゃねぇのに助けるのか?」

「関係ねぇだろ」

「はっ。まぁいいや。行こうぜ」

男の子達は教室から出て行った

「タクトくん…ありがとう」

「いや、別に」

少し涙目のナツに…

タクトはポンポンと頭を撫でた…

まるで恋人同士のような2人を私は見ている事しか出来なかった


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