If〜桜龍の彼等〜【完】

｢ルナちゃん可愛いね〜。
惚れなおしちゃう｣

｢あは。ありがと｣

レンは私の気分を変えようとしてくれてるんだよね


｢大丈夫か？｣

｢うん、ありがとね｣

スイは何もなかった風には出来ないんだよね

｢２人とも、ありがとう｣

｢ルナ！その手…｣

｢え？あ…ちょっと赤くなっちゃった。

でも大丈夫だよ｣

｢大丈夫じゃねぇよ。
冷やした方がいい｣

｢うん…そうだね…｣

｢保健室行こう｣

｢うん…｣

｢ルナちゃん、俺はここで待ってるから。

早く帰ってきてね｣

｢わかった。ちょっと行ってくるね｣

私はクラスの子に言って、スイと共に保健室に向かった