If〜桜龍の彼等〜【完】
壊れゆく心
スイと一緒に教室に戻ると笑顔のナツが駆け寄ってきた
「大丈夫?保健室に行ったって聞いて心配してたんだよ」
「ごめんね、大丈夫だから」
「タクトくんも心配してたんだよ。
保健室に行こうとしてたんだけど、レンくんだっけ?その人に止められて…」
「そう…なんだ…」
タクト、まだ私の事気にしてくれてるんだね
「何かあった?」
「え?」
「何だか元気がないから…。
私でよければ何でも聞くから言ってね」
どうしてこの笑顔を素直に受け取る事が出来ないんだろう…
「大丈夫?保健室に行ったって聞いて心配してたんだよ」
「ごめんね、大丈夫だから」
「タクトくんも心配してたんだよ。
保健室に行こうとしてたんだけど、レンくんだっけ?その人に止められて…」
「そう…なんだ…」
タクト、まだ私の事気にしてくれてるんだね
「何かあった?」
「え?」
「何だか元気がないから…。
私でよければ何でも聞くから言ってね」
どうしてこの笑顔を素直に受け取る事が出来ないんだろう…