If〜桜龍の彼等〜【完】
「やっぱりそうか。
ミノルさんの娘か」
白スーツの人はニコニコと嬉しそうだった
「あの…」
「あ、わりぃ。
俺の名前は若宮ケンスケ。
10年前、お前の親父さんに命を助けられたんだよ」
「え…お父さんに…?」
「やんちゃばかりしてた時、刺されて道で倒れてる所を助けてくれたんだ。
みんな知らん顔して通り過ぎる中、ミノルさんだけは必死に病院まで連れてってくれた。
あの時ミノルさんが助けてくれなかったら今頃俺はこの世にいねぇな」
「そうだったんですか…」
「ミノルさん元気か?」
「あ、えっと…4年前に…事故で、亡くなったんです…」
「えっ……」
若宮さんは驚き、そしてとても悲しそうな顔をした
ミノルさんの娘か」
白スーツの人はニコニコと嬉しそうだった
「あの…」
「あ、わりぃ。
俺の名前は若宮ケンスケ。
10年前、お前の親父さんに命を助けられたんだよ」
「え…お父さんに…?」
「やんちゃばかりしてた時、刺されて道で倒れてる所を助けてくれたんだ。
みんな知らん顔して通り過ぎる中、ミノルさんだけは必死に病院まで連れてってくれた。
あの時ミノルさんが助けてくれなかったら今頃俺はこの世にいねぇな」
「そうだったんですか…」
「ミノルさん元気か?」
「あ、えっと…4年前に…事故で、亡くなったんです…」
「えっ……」
若宮さんは驚き、そしてとても悲しそうな顔をした