If〜桜龍の彼等〜【完】
「ルナ、もしかしてお前も関わってるのか?」

「私は…その…」

どうしよう…何て言えば…

「どこのチームだ?」

「あ、えっと…

……………

…桜龍………」

「桜龍か。

柊タクトか?」

「え?知ってるんですか?」

「この世界にいりゃあ族の事で知らねぇ事はねぇな」

「そうなんですか…。」

「まぁ、俺達はガキのやる事に一々首は突っ込まねぇけどな。

喧嘩しようが何しようが興味もねぇ。

けど、族狩りだけは別だ。

今回一般人が巻き込まれて怪我してるんだよ。

これ以上俺らの街で勝手な事させるわけにはいかねぇからな」

何だか本当に凄い事が起きてるんだ…


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