If〜桜龍の彼等〜【完】
「わかった…」
ルナは怒ってるわけでも、悲しんでるわけでもない、何とも言えない表情をしていた
「ルナっ?!」
「スイ、仕方ないんだよ。
私は…タクトの…桜龍総長の彼女だから…」
「だからって…」
「ルナ…本当にごめんな…」
俺は謝る事しか出来ねぇ…
「決まりね」
笑顔でそう言う佐和が、殴りたい程憎らしい
だけど…
1番許せねぇのは自分自身だな…
「ルナ…本当にごめん…」
俺は佐和に近付いていく
佐和の手を振り払いたい−−
俺の中にあるただの男としての感情が溢れ出しそうなのを必死に押さえ込んだ
好きでもない奴とのキスがこんなにも気持ち悪い事を初めて知った…
そして胸がめちゃくちゃ痛ぇ…
ルナ…
ごめんな………
ルナは怒ってるわけでも、悲しんでるわけでもない、何とも言えない表情をしていた
「ルナっ?!」
「スイ、仕方ないんだよ。
私は…タクトの…桜龍総長の彼女だから…」
「だからって…」
「ルナ…本当にごめんな…」
俺は謝る事しか出来ねぇ…
「決まりね」
笑顔でそう言う佐和が、殴りたい程憎らしい
だけど…
1番許せねぇのは自分自身だな…
「ルナ…本当にごめん…」
俺は佐和に近付いていく
佐和の手を振り払いたい−−
俺の中にあるただの男としての感情が溢れ出しそうなのを必死に押さえ込んだ
好きでもない奴とのキスがこんなにも気持ち悪い事を初めて知った…
そして胸がめちゃくちゃ痛ぇ…
ルナ…
ごめんな………