If〜桜龍の彼等〜【完】
「キスしといてチーム名だけかよ!!」

スイがまた大声を出す

「はぁ…じゃあもう1つだけ。

BlackStarはあなた達の事既に情報収集済みよ」

「そんなわけねぇだろ!?」

これにいち早く反応したのはマサタカ

そりゃそうだよな

桜龍の情報が簡単に外に漏れるとは思えない

「信じたくないならそれでもいいけど…。

例えば…

三咲ハルカ…とかね」

「お前っ…」

「は?誰だよ、そいつ?」

「ふふっ。みんなはまだ知らないのね。

マサタカくんのよく知る人よ。
そうでしょ?」

唇を噛み締めているマサタカ

「そうなのか?」

本当にマサタカの知り合いなのか?

マサタカの返事は肯定するものだった


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