If〜桜龍の彼等〜【完】
15分後、マサタカから準備が出来たと報告を受けみんなの待つ場所へと向かう

俺の気持ちを受け入れてくれるのか不安で仕方ない

それでも俺を信じてくれてる奴らに誠心誠意、話をしなければならない

桜龍の面子達は突然の徴集にざわめき動揺しているようだった


「突然集まって貰ってすまない。

みんなに大事な話がある」


俺の言葉に倉庫内が一気にシーンとなる

俺の心臓はドクドクと波打ち、今にも飛び出しそうなくらい緊張していた


「今、ルナが…若宮ケンスケと一緒にいる」


俺の言葉に一層ざわめき出す

そりゃそうだよな…

だけどここからが本題なんだ−−


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