If〜桜龍の彼等〜【完】
「ルナ」

「若宮さん…」

「決めたんだな?」

「はい。
タクトが好きだから、一緒にいたいです」

「そうか。ルナが幸せならそれでいい。

だけどもし、もしも何か辛い事や苦しい事があればいつでも頼ってこい。

ルナは俺やルリハにとって大切な妹だからな」

「ありがとうございます」

「え、ちょ、あれ…どういう…」

タクトは何だか焦っている様子

「タクト?」

「若宮さんはルナを好きじゃ…」

「好きだよ。大切な妹みたいなもんだからな」

「えっ…じゃあ…」

「お前がどれほどの男が知りたくてな」

「え、あ…そう、ですか…」

タクトはますます分からないって表情をしていた



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