If〜桜龍の彼等〜【完】
「立てよ」


衿元を捕まれ、体が勝手に立ち上がる−−


「若宮…さん…」


「お前、言ったよな?

何があってもルナを守る。
傷付けないって」


「はぃ…」


「万が一ルナに何かあれば…

その時はわかってるよな」


「は…ぃ…」


「ならいい」


俺は若宮さんと共にA高校へと向かう


何があっても…


必ずルナを助ける


そう心に誓って−−−


“ライト…

どうかルナだけは…

守ってやってくれ………”


タクトSideEnd



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