If〜桜龍の彼等〜【完】
「あれ?目が覚めた?」


その声と共に部屋の電気がついた−−


急に部屋が明るくなり目がチカチカする


しばらくすると目が慣れてきて、少しずつ自分の状況を理解し始める


私がいるのはベッドの上


だけど縛られたりはしていないみたい


ゆっくり周りを見渡すと窓が1つもなく、ソファーと冷蔵庫とベッドだけの殺風景な部屋


そして目の前には数人の知らない男


ガチャ−−


部屋唯一のドアが開き赤髪の男が入ってきた



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