If〜桜龍の彼等〜【完】
「お兄さん、俺もルナとの未来を信じています。


必ず…


ルナの事を迎えに行きます。


お兄さんが安心出来るくらい、でっかい男になります。


ルナの笑顔を2度と曇らせないように、今より一回りも二回りも大きくなって

必ず、迎えに行きますから」


「ははっ…。

何だか娘を彼氏に取られた父親の気分だな…。

ルナの事をそんなにも想ってくれて、嬉しいような…寂しいような…

不思議な気持ちだよ…」


私はそんな2人の会話を聞きながら涙ぐんでいた−−


お兄ちゃんとタクトが仲良くなってくれたらいいな−−




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