If〜桜龍の彼等〜【完】
「だけど、不安でもあった…。
大切な人を失う悲しみを知りすぎたから…
もしタクトがいなくなったらって思うと…
凄く怖かった…。
タクトもいつか私を置いて行っちゃうんじゃないかって…
幸せであればある程…
怖くて逃げ出したくて仕方なかった…。
それ程までにタクトの事を好きになってたの」
そんな事あるはずがねぇ
ルナが俺を見てくれるずっとずっと前から
俺はルナだけを想って来たんだから
ライトを想って涙するルナをこの手で抱きしめたい
守ってやりたい
幸せにしてやりたい
その想いが叶う事ほど幸せな事はないよ
大切な人を失う悲しみを知りすぎたから…
もしタクトがいなくなったらって思うと…
凄く怖かった…。
タクトもいつか私を置いて行っちゃうんじゃないかって…
幸せであればある程…
怖くて逃げ出したくて仕方なかった…。
それ程までにタクトの事を好きになってたの」
そんな事あるはずがねぇ
ルナが俺を見てくれるずっとずっと前から
俺はルナだけを想って来たんだから
ライトを想って涙するルナをこの手で抱きしめたい
守ってやりたい
幸せにしてやりたい
その想いが叶う事ほど幸せな事はないよ