If〜桜龍の彼等〜【完】
「俺も…ルナとデートしたい」


昨日、照れたようにそう言ってくれた


朝早く起きて、何度も1人でファッションショーをした−−


少しでも可愛いって思ってほしいから


久しぶりのデートに胸が高鳴る


プルル−−


「もしもし?」


「着いた」


「わかった。すぐ行くね」


携帯を閉じて、もう1度全身をチェックしてから家を出た−−




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