If〜桜龍の彼等〜【完】
「行こっか…」
「そうだな…」
お互いまだ顔がほんのり赤いまま歩き出した−−
「今日は歩きなんだね?」
「今日だけはずっと2人でいたいから…。
車の方がよかったか?」
「ううん。
私もタクトと2人きりでいられるの嬉しいよ」
「手…繋ぐか?」
「うんっ!」
手を繋いで歩く
こんな穏やかな時間は初めてかもしれない−−
ゆっくり流れ行く時間の中、この温もりをいつまでも感じていたいって思った−−
少しでも長く…
手を繋いでいたい…−−
「そうだな…」
お互いまだ顔がほんのり赤いまま歩き出した−−
「今日は歩きなんだね?」
「今日だけはずっと2人でいたいから…。
車の方がよかったか?」
「ううん。
私もタクトと2人きりでいられるの嬉しいよ」
「手…繋ぐか?」
「うんっ!」
手を繋いで歩く
こんな穏やかな時間は初めてかもしれない−−
ゆっくり流れ行く時間の中、この温もりをいつまでも感じていたいって思った−−
少しでも長く…
手を繋いでいたい…−−