If〜桜龍の彼等〜【完】
「スイは?あそこにいるって?」


「うん…」


寂しい気持ちがより一層強くなる…−−


「スイらしいな」


「え?」


輪に入らないのがスイらしいの…?


「ルナの前で泣きたくないんだよ」


「え…」


「あいつも寂しがり屋だからさ。

心を許した奴がいなくなるのが寂しいんだよ」


「そうだったんだ…」


やっぱりレンはスイの事よくわかってるね−−



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