If〜桜龍の彼等〜【完】
「お前らちょっとは静かにせぇ。

転校生がビビっとるやないか。

ほな、自己紹介して」


「あ、はい。

…えっと、櫻井ルナです。

大阪に来たばかりでわからない事が多いですが、よろしくお願いします」


「櫻井の席はあそこやから」


先生が指さした所は窓際の1番後ろの席


未だにこそこそと話してるクラスメートの間を通って席に着く


「櫻井がはよ慣れるように色々教えたってや。

ほなホームルームはここまで。

1時間目に遅れんなよ」


そう言って先生は教室を出て行った−−




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