桜色彼氏

「オウスケどれにする?」

「ん〜…イチゴミルク!」

「イチゴミルク?なんで?似合わな〜い」

私はそう言って笑った。

「いいだろ!好きなんだから」

「じゃあ私もイチゴミルクにするッ」




オウスケ、本当に好きだったもんね。
イチゴミルク。


私は缶を強く握って一気に飲み干した。



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