LOVEstory ~1~
―永遠side―

何だ・・・あの女。

いっけんおとなしそうにみえて・・・こわッ

「なぁ~永遠・・・なんだあれ」

「さぁー」

「学年1位・・・」

「そっちかよッ」

「しかし、相当我慢してたんだな・・・」

「・・・だな、」

「あのきれっぷり・・・」

「あッ」

「どうした優?」

「あいつ・・・参考書忘れてる・・・」

俺は、優のことを置いて夢中で走った

なんだろ・・・

あいつを見てると俺とかさなる・・・

誰にも頼れず、一人で言われたままに・・・

「おいっマテ」

「なっなんですかっ?」

怯えてる・・・?

そりゃーそうだよね、こんな恰好だし・・・

「こっこれ・・・」

俺は参考書をわたした

「あっ無くしたと思ったのに~」

あいつは俺から参考書をとったら、両手で抱えて喜んだ

< 4 / 6 >

この作品をシェア

pagetop