黒姫ちゃんの純情初恋*
「おい、お前ら行くぞ!」

俺が声をかけると下っ端の50人ぐらいは

俺たちに付いて来る。

ホントかわいい。

その辺のモデル達よりも。

総長は俺。

副は瑠。

俺たちが幹部レベルに成ったのは

この族に入ってすぐの事。

当時の総長達とタイマン張ったけど、

総長には勝てなかった。

幹部達には楽勝で勝ったのにな。

それから、少なくとも俺は努力した。

強くなる為の。

瑠は全然手伝ってくれなかったけど、

俺的にはそれで良かった。

強くなったから。



















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