あたしとあなた【短編】
告白
お互いの事を知れば知るほど、もっと知りたくなる。
好きなのかな…?
そんな気持ちを隠しながらあなたとまた会った…
「俺…亜美の事好きなんじゃけど……付き合ってくれん?」
「えッ?」
突然の告白に戸惑った。
「え―っと…」
そう言葉に詰まってる私を見てあなたは言った。
「焦らんでええよ。ゆっくり考えてくれればいいけな。」
好きなのか…わからない。
いい人だし、優しすぎるくらい優しい。
なにが不満なの…?
悩んだ…
付き合うって事はもう私にとっては簡単な事じゃなかったから…
とても…大事な事だったから。