あたしとあなた【短編】
光がある日話した。
「俺、母さん亡くなったんじゃ!」
え…。
「いつ………?」
私はなんて言ったらいいのか分からなかった。
「俺が元カノと別れて、ちょっとあとくらい…」
私とメール毎日してた時!?
「え…メールしてたじゃん…」
「うん…俺、あん時まじ落ち込んどって…でも、亜美がメール毎日してくれたけ、ほんま助かったんで!ありがとうな!」
「光…私なんも知らんくて…なんもしてあげれんくて…」
私は泣きそうになった。