笑うことができなかった



その男子は隣のクラス



会う機会は少ないけど

好きな人って
すぐに見つけられるでしょ



沙希は彼を探すために

毎日自販機行くの



それ知っててついてく

反応が可愛くて飽きない



まぁ沙希は誰にも気づかれてないって思ってる



自販行ってジュース買った




教室戻ったら奈那がいた


奈那も入学式で
仲良くなったの


元気で明るくて天然で


何より純粋で



奈那も大好きだよ




「美香、沙希おはよっ」


『おはよっ今日早いじゃん。どうしたの』


「おはよう」



そう奈那は毎日遅刻ギリギリ


だから今日は珍しい



< 5 / 16 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop