俺はお前だけの王子さま~ヒロキと加奈子~
一秒一秒を噛みしめるように
俺はぎゅっと目をつむった愛子ちゃんを見つめた。
これが春馬なら…
愛子ちゃんはどんな表情を見せるんだろう
きっとすげぇ可愛い顔で恥じらうんだろうな
はぁ
俺も見たかったなぁ
俺…絶対めちゃくちゃ大切にするのに…
こんなに汚くなる前の俺なら
振り向いてもらえたんかなぁ…
自分が情けなくて目頭が熱くなる。
俺の人生マジで良いとこないな
いや…もう恋愛とか出来ないと思ってた俺なら
愛子ちゃんを好きになれただけでも良かったのかな
俺はずっとずっと我慢し続けてきた愛子ちゃんに
ゆっくりと唇を近付けた。
最後の最後にようやく触れた
あたたかい愛子ちゃんの肌
唇にキスできなかったのは
やっぱり俺は春馬が好きだから
胸が切なさに張り裂けそうになる。
こんな気持ち―…
初めてなんだよ。
愛子ちゃん…
「愛子ちゃん…マジで好きだよ」
胸が震える
「ほんと…好きだったよ」
マジで…好きなんだよ
俺どうしたらいい?
このまま無理やりでも良いから
奪ってしまいたい―…
俺はぎゅっと目をつむった愛子ちゃんを見つめた。
これが春馬なら…
愛子ちゃんはどんな表情を見せるんだろう
きっとすげぇ可愛い顔で恥じらうんだろうな
はぁ
俺も見たかったなぁ
俺…絶対めちゃくちゃ大切にするのに…
こんなに汚くなる前の俺なら
振り向いてもらえたんかなぁ…
自分が情けなくて目頭が熱くなる。
俺の人生マジで良いとこないな
いや…もう恋愛とか出来ないと思ってた俺なら
愛子ちゃんを好きになれただけでも良かったのかな
俺はずっとずっと我慢し続けてきた愛子ちゃんに
ゆっくりと唇を近付けた。
最後の最後にようやく触れた
あたたかい愛子ちゃんの肌
唇にキスできなかったのは
やっぱり俺は春馬が好きだから
胸が切なさに張り裂けそうになる。
こんな気持ち―…
初めてなんだよ。
愛子ちゃん…
「愛子ちゃん…マジで好きだよ」
胸が震える
「ほんと…好きだったよ」
マジで…好きなんだよ
俺どうしたらいい?
このまま無理やりでも良いから
奪ってしまいたい―…