俺はお前だけの王子さま~ヒロキと加奈子~
「な…!何すんだよ~!」
小森の友人は顔面蒼白で俺を止めに入る。
俺はそれをあしらいながら
小森の胸ぐらをつかみ上げると怒りをぶつけた。
「テメェなに調子こいてんの?」
「な…なにがだよ…けほッ」
「はぁ?わかんねーの?」
――ドサッ!
俺が小森を地面に投げつけると小森はまた尻もちをついた。
砂まみれの小森に
俺はそのまま馬乗りになる。
「加奈子ちゃんに何かしてみろ…マジでテメェの息の根止めんぞ」
馬乗りのまま小森の胸ぐらを掴むと
小森は苦しそうに俺を睨み返した。
「は…?何であんたに…加奈子との事を言われなきゃなんねぇの?」
「…………」
バキッと、俺は小森をもう一発殴った。
「俺の女の名前、気安く呼んでんじゃねぇ」
「げほっ…はぁ…?」
「加奈子ちゃんはお前みたいなカスが近付いて良い子じゃねぇんだよ」
「…………」
「わかんねぇ?もう一発殴るか?」
怒りで周りが見えなくなったまま
俺はもう一度拳を振り上げた。
小森の友人は顔面蒼白で俺を止めに入る。
俺はそれをあしらいながら
小森の胸ぐらをつかみ上げると怒りをぶつけた。
「テメェなに調子こいてんの?」
「な…なにがだよ…けほッ」
「はぁ?わかんねーの?」
――ドサッ!
俺が小森を地面に投げつけると小森はまた尻もちをついた。
砂まみれの小森に
俺はそのまま馬乗りになる。
「加奈子ちゃんに何かしてみろ…マジでテメェの息の根止めんぞ」
馬乗りのまま小森の胸ぐらを掴むと
小森は苦しそうに俺を睨み返した。
「は…?何であんたに…加奈子との事を言われなきゃなんねぇの?」
「…………」
バキッと、俺は小森をもう一発殴った。
「俺の女の名前、気安く呼んでんじゃねぇ」
「げほっ…はぁ…?」
「加奈子ちゃんはお前みたいなカスが近付いて良い子じゃねぇんだよ」
「…………」
「わかんねぇ?もう一発殴るか?」
怒りで周りが見えなくなったまま
俺はもう一度拳を振り上げた。