俺はお前だけの王子さま~ヒロキと加奈子~
笑う俺の横で春馬は呆れた声を出した。
「馬鹿かお前…何で言わねぇんだよ」
「うぅ…だけど私も王子くんの誕生日知らないんだけど…?」
「あぁ?」
だんだん言い合いになる春馬と愛子ちゃん。
「俺の誕生日は…5月で終わってる。」
「あ、そうなんだ。」
「名前に春って付いてんだからそれくらい分かんだろ」
「そ、そんな無茶苦茶なぁ…」
そんな春馬と愛子ちゃんの会話を聞いてさらにウケる俺。
「ははは、マジであり得ねぇしこの2人。」
本当に付き合ってんのかよ
困った顔の愛子ちゃんに春馬は不機嫌オーラを隠しもせずに言い放った。
「悪いけど俺なんも用意してねぇよ?」
「うん!当たり前だよ。てかね誕生日とか言ったら王子くんにプレゼントをせがむみたいと思って…だから言えなかったの」
「はぁ?なんだそりゃ…」
「ご…ゴメンね?」
「別に…せがんでも良いだろが」
「ううん、私なんにも欲しくないもん」
「はぁ?何も欲しくないわけ?」
「うん、要らないの!何も買わないで欲しい」
「馬鹿かお前…何で言わねぇんだよ」
「うぅ…だけど私も王子くんの誕生日知らないんだけど…?」
「あぁ?」
だんだん言い合いになる春馬と愛子ちゃん。
「俺の誕生日は…5月で終わってる。」
「あ、そうなんだ。」
「名前に春って付いてんだからそれくらい分かんだろ」
「そ、そんな無茶苦茶なぁ…」
そんな春馬と愛子ちゃんの会話を聞いてさらにウケる俺。
「ははは、マジであり得ねぇしこの2人。」
本当に付き合ってんのかよ
困った顔の愛子ちゃんに春馬は不機嫌オーラを隠しもせずに言い放った。
「悪いけど俺なんも用意してねぇよ?」
「うん!当たり前だよ。てかね誕生日とか言ったら王子くんにプレゼントをせがむみたいと思って…だから言えなかったの」
「はぁ?なんだそりゃ…」
「ご…ゴメンね?」
「別に…せがんでも良いだろが」
「ううん、私なんにも欲しくないもん」
「はぁ?何も欲しくないわけ?」
「うん、要らないの!何も買わないで欲しい」