俺はお前だけの王子さま~ヒロキと加奈子~
―――結局
最後まで折れなかったのは春馬だった。
そんな春馬にその時に出された条件が、週4回の家庭教と今の進学校。
それ以下の高校なら許さないと言われたそうだ。
あの時はマジで感動した。
その後、俺は春馬の家にしばらく出入り禁止になったけど。
「くく…」
思い出しながら俺は苦笑いした。
中3の俺は、春馬の想いに感動してやる気が出たはいいが
あの時の俺もちょうど今みたいに焦っていた。
中学の2年間、サボりまくったブランクであの時も基礎からやり直しだった。
真面目に勉強するのは初めてだった俺。
今以上に不安や焦りで潰れそうだった。
そういえば…
そんな時に春馬が言ってくれた言葉があった。
なんだっけかな…
「不安に…」
最後まで折れなかったのは春馬だった。
そんな春馬にその時に出された条件が、週4回の家庭教と今の進学校。
それ以下の高校なら許さないと言われたそうだ。
あの時はマジで感動した。
その後、俺は春馬の家にしばらく出入り禁止になったけど。
「くく…」
思い出しながら俺は苦笑いした。
中3の俺は、春馬の想いに感動してやる気が出たはいいが
あの時の俺もちょうど今みたいに焦っていた。
中学の2年間、サボりまくったブランクであの時も基礎からやり直しだった。
真面目に勉強するのは初めてだった俺。
今以上に不安や焦りで潰れそうだった。
そういえば…
そんな時に春馬が言ってくれた言葉があった。
なんだっけかな…
「不安に…」