俺はお前だけの王子さま~ヒロキと加奈子~
毎日続けていたランニングも、俺は走る距離を伸ばしていた。
筋トレで腹もいつの間にか割れてきた。
この肉体を披露する機会がほとんど無いのが残念だけど…。
しかし人生
良いことばかりが続く訳でもなく
3年になると俺と加奈子はクラスが離れてしまった。
俺と春馬はバカや問題児が集まる5組。
加奈子は3組で、愛子ちゃんは優等生が集まる1組だった。
「まじかよ~…ただでさえ全然会えねぇのに…」
新学期そうそう、クラス発表の掲示板の前でショックを受ける俺。
そんな俺の横で、いつもと同じクールな表情の春馬。
だけど俺は春馬の僅かな変化を感じていた。
春馬は一見無表情だが、クラス表をみて眉間に小さな皺を作っていた。
愛子ちゃんのクラスには徳井の名前もあったのだ。
「あぁ…ドンマイ」
そんな春馬に俺は思わず笑ってしまう。
だけど
俺だってもし加奈子のクラスにいつかの小森がいたら発狂していたかもしれない。
ちなみに小森は加奈子とは別のクラスだった。
筋トレで腹もいつの間にか割れてきた。
この肉体を披露する機会がほとんど無いのが残念だけど…。
しかし人生
良いことばかりが続く訳でもなく
3年になると俺と加奈子はクラスが離れてしまった。
俺と春馬はバカや問題児が集まる5組。
加奈子は3組で、愛子ちゃんは優等生が集まる1組だった。
「まじかよ~…ただでさえ全然会えねぇのに…」
新学期そうそう、クラス発表の掲示板の前でショックを受ける俺。
そんな俺の横で、いつもと同じクールな表情の春馬。
だけど俺は春馬の僅かな変化を感じていた。
春馬は一見無表情だが、クラス表をみて眉間に小さな皺を作っていた。
愛子ちゃんのクラスには徳井の名前もあったのだ。
「あぁ…ドンマイ」
そんな春馬に俺は思わず笑ってしまう。
だけど
俺だってもし加奈子のクラスにいつかの小森がいたら発狂していたかもしれない。
ちなみに小森は加奈子とは別のクラスだった。